トランプ大統領 司法妨害疑惑

トランプ大統領が連邦捜査局(FBI)に対し、ロシア政府との関連を疑われている元側近のフリン前大統領補佐官への捜査を打ち切るように求めていた疑惑が持ち上がった。さらに、米メディアがトランプ大統領に解任されたコミー前FBI長官が「トランプ氏との会話の内容を記したメモが存在する」と報道した。

関連記事→トランプ大統領の暴走?FBI長官解任

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

トランプ大統領 捜査介入・司法妨害疑惑浮上

米ニューヨークタイムズによると、トランプ氏は2月中旬、大統領執務室でコミー氏と会談した。ロシア側と不適切な関係を持ったとして辞任したフリン前大統領補佐官に関する捜査について、「あなたが進んで諦め、フリン氏を放免することを期待している」と捜査の打切りをうながしたという。このやり取りに関してコミー氏は会談直後にメモとして記録していたそうだ。

これに関してホワイトハウスでは、「大統領はコミー氏や他の誰にもフリン氏に関連する捜査を中止するよう要請したことはない。」と否定した。

コミー氏のメモ内容が事実なら捜査が政権内に及ぶことを恐れてコミー氏を解任した可能性が強まる。

トランプ大統領の元側近マイケル・フリン前大統領補佐官はなぜ捜査されている?

大統領補佐官就任前にロシア連邦駐米大使とロシア制裁問題を話し合ったという疑惑がかけられている。これは、政府の許可を受けない民間人が外交交渉に介入することを禁じる法律であるローガン法に抵触するおそれがあったとされている。この疑惑によって大統領補佐官を辞任した。

野党民主党は弾劾訴追を視野に

弾劾裁判にかけられるかどうかは司法妨害が立証できるかどうかが焦点になる。民主党はトランプ政権のロシア疑惑を捜査する為に独立性の高い特別検察官の任命を要求したが、ホワイトハウスはこれを否定した。
コミー氏のメモ疑惑については「教科書通りの捜査妨害事例だ」と批判。

トランプ大統領を弾劾・罷免するには?

下院の過半数の賛成があれば弾劾を訴追できる。その後有罪判決を下すには出席議員の3分の2の同意が必要になる。現在、上下両院とも共和党が過半数をとっているので、共和党からかなりの数の造反議員が出る必要がある。

共和党からも究明を求める声が続出

「ウォーターゲートの規模に近づいている。この国にとっていいことではない」と共和党重鎮マケイン上院議員。ライアン下院議長は「何者かが大統領を傷つけようとしている。」と大統領を擁護するも、「我々はすべての事実を知る必要がある」と発言し、コミー氏を招いた公聴会を開く考えを示した。

トランプ大統領の機密情報漏えい疑惑

イスラム国に関する機密情報をロシア側に漏えいした疑惑も持たれている。

これは仮に事実であったとしても、大統領は機密解除の権限があるので、情報を伝えたとしても違法性は無い。ただし、この機密情報はイスラエルから入手した情報であり、ロシアに伝えることに関してイスラエルの了解を得ていない。相手が相手なだけに、情報源の特定をされたら命にもかかわることで、イスラエルに対しても真義を欠いた行動といえる。

ちなみに、ロシア・プーチン大統領はこの機密情報漏えいに関しては否定している。

アメリカとロシアがズブズブ?犬猿の仲?

こんなにロシア寄りなアメリカ大統領は今までは考えられない。冷戦時代のことを考えれば、アメリカ大統領とロシア大統領の仲が良いということは世界平和的に見ても悪いことではないだろう。しかし、基本的にアメリカが右といえばロシアは左という情勢は変わらないだろう。北朝鮮問題に関してはロシアはややアメリカ寄りにきているが、シリア問題では対立姿勢だろう。最初の印象が良かった反動で何かあったときには正反対になりそうで怖い。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告