恐怖の殺人アリ ヒアリが日本上陸

南米原産で強い毒をもつヒアリ。このヒアリの女王アリが大阪の港で発見されたそうだ。海外でヒアリの毒による死亡事故も起こっており、万が一日本で繁殖するようなことがあれば大問題となる。この強毒をもつヒアリについて、7月5日のモーニングショーで特集をしていたのでまとめた。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

強毒ヒアリの女王アリ発見 日本国内で繁殖の可能性あり?

大阪南港でいままでは発見されていなかったヒアリの女王アリが初めて見つかった。大阪南港では6月30日と7月3日にヒアリが見つかっていたが、女王アリの存在はその時点では確認が取れていなかった。7月3日に発見されたヒアリが女王アリか否かを判断するために専門家が確認したところ、女王アリであることが判明したのだ。

女王アリが発見されたということはすでにヒアリが繁殖している可能性が高いとのことだ。

ヒアリの毒とは

ヒアリが持つ毒とは本来、カエルなどの小動物や昆虫の幼虫等をヒアリ集団で襲い捕食するために持っている。毒針で仕留めた大型のカエルがヒアリの集団によって一晩で骨だけになってしまうくらい、ヒアリは凶暴で獰猛なのだ。

ヒアリに刺された場合の症状

ヒアリに刺されると患部に火のついたような痛みを伴うという。そういう理由からヒアリは「火蟻」と書くそうだ。さらにめまいや動悸が起こる。同行が収縮して視野が狭まる。といった症状がでるとのことだ。

さらに、初めて刺されたときに体内にヒアリの毒に対する抗体ができ、2度目に刺されるとその抗体が過剰反応を起こしてショック症状を起こす危険が高いそうだ。

日本国内のヒアリ事情

ヒアリは5月26日に兵庫県尼崎市のコンテナから国内で初めて発見されている。その後は6月16日に兵庫県神戸港、6月27日に愛知県名古屋港鍋田埠頭で発見されたが、これまでは女王アリは発見されていなかった。

アリの研究に詳しい専門家によると、「コンテナにヒアリの巣が丸ごと移動するときに、女王アリが一緒に来ないということは考えにくい。研究者からすると女王アリがいることは当然のことと思う」とコメントしている。

現在あるヒアリの巣はコンクリートの空洞の中に仮住まいとして作っているようで現時点ではまだ駆除が可能だそうだ。

ヒアリは草地に本格的な巣を作る習性があるそうで、港湾地域の外側の草地に生息エリアが拡大してしまうと危険度は大きくなるそうだ。

ヒアリが定着しやすい場所

ヒアリは人間が開発したエリアを好む習性があるようだ。なので、公園や植え込みのある街路樹の下、牧場など、割と開けたところを好むらしい。そういった理由から人間への影響が非常に大きくなると考えられる。

また、ヒアリは比較的乾燥している場所を好み、港のコンテナ保管場所のパレットの下など、暖かくて安定しているところに巣を作りやすいので注意が必要なようだ。

ヒアリが凶暴化する可能性とその理由

神戸と大阪にアカカミアリというヒアリに近い仲間の別種が同時に見つかっている。このアカカミアリと今回ヒアリが見つかった場所が近いので、それらが交雑(交配)を起こしてしまうとさらに独の多様性が増え、ヒアリの強毒による被害がさらに大きくなってしまう可能性がある。実際にこのような例はアメリカで起こっているそうだ。

国の対応は

国土交通省ではコンテナの貨物が中国から直接運び込まれる全国の63の港でヒアリ駆除を重点的に行うように地元の自治体に要請している。環境省でも本日7月5日に大阪南港でヒアリが潜んでいないか確認調査をする予定だそうだ。

繁殖力が非常に強いヒアリの女王アリ

女王アリは毎日2000個の卵を産むと言われている。その2000個の卵の中から新しい女王アリもたくさん誕生してしまう。また、ヒアリの卵は孵化して約1か月後には成虫になってしまう。海外で発見されたヒアリのアリ塚に女王アリが100匹いた例もあるそうだ。まれに羽のある女王アリが誕生し、風に乗って移動してまた別の場所で大繁殖する可能性もあるそうだ。

各国のヒアリの駆除方法

ニュージーランドではヒアリの駆除に成功している。その駆除方法とは、まずアリ塚から半径1km圏内に1m間隔で誘引剤と粘着シートの罠を仕掛け、その外側5km圏内では数10m間隔で同様の罠を仕掛け、ヒアリ駆除に成功したそうだ。ちなみに期間は2年かけて費用は1億2000万円かかったという。

ヒアリ駆除は初期の対策が大変重要で、オーストラリアでは15年かけても駆除しきれず、駆除を続けているが費用についてはすでに279億円も使っているらしい。万が一、東京でヒアリが大発生してしまったらどうなってしまうのだろうか。日本は現在が初期の段階だとすると、今すぐにどうやって駆除するかが大変重要になってくる。

いずれにしてもヒアリなんぞ日本に入ってこないに限るが、輸入物資のコンテナにくっ付いてきてしまうものなので、いかにして港でヒアリの上陸を食い止める必要がある。しかもそんなものは個人レベルでは気をつけようのない問題だ。

大繁殖してしまった時の駆除費用や刺された時の人体被害を考えれば多少予算は多めにとっても厳重な対策が必要なのではないか。どうでもいい政争しかやらない国会や地方の議員しかいない日本だが、ここはなんとか国の対応に期待するしかない。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告