フランス大統領選 マクロン氏当選

フランス大統領の決選投票が7日実施された。
投票の結果はEU残留派のマクロン氏が65%の得票率で勝利。
フランス史上最年少39歳の大統領が誕生した。

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マクロン氏勝利! 最年少大統領誕生

過去フランス大統領は左派の社会党と右派の共和党の2大政党が交互に政権を担ってきた。
相次ぐテロ、高い失業率などの政治不信から、与党の社会党も野党第一党の共和党どちらの政権も嫌だという世論が大勢を占め、一回目の投票では新党「前進」マクロン氏が1位、「極右国民戦線」ルペン氏が2位で決選投票に進めた。フランスでは、一回目の投票で50%以上の得票がなければ上位2名で決選投票があるのだ。

二人の候補者の比較

マクロン氏なら史上最年少大統領、ルペン氏なら史上初の女性大統領。
面白そうな大統領選にみえるが、フランス国民はそうでは無いらしい。
フランス国民の政治不信がもはや限界まで来ているのだ。
今回の決選投票はEU強化か残留か、穏健派か強硬派かといった面白い要素がたくさんあるように見えるが、事前調査で投票する候補者や政党を聞くと「だれにも投票したくない」という回答が一番多かったらしい。

エマニュエル・マクロン候補(39)

「経済を軌道に戻すには強い欧州が必要だ」とEUとの連携を強化し、自由経済を訴えた。また「防衛、国境管理での協力を強めるべきだ」とも訴える。ロシアには基本的に厳しい姿勢で移民に寛容。元経済産業デジタル相のエリート。2016年に自ら「前進」という政党を立ち上げ、現在同党に議席は無い。大統領になってもすぐには政権運営は難しい状況だ。大統領になった場合は6月の国民議会選挙でどれだけ議席を取れるかが政権運営のカギ。

マリーヌ・ルペン候補(48)

「EUのルールに従えばフランス国民は貧しくなる」と反EUで保護主義。公約にEU離脱国民投票を掲げた。自由経済を野蛮といい、海外移転した企業の製品をフランスに輸入する場合に関税をかけるなど、自国第一主義が鮮明で移民も厳しく制限する方針。日本の伝統文化が好きと親日発言もあり。親ロシア派でクリミア併合を容認。極右国民戦線(FN)党首。

嫌われていない方が当選。消去法投票

どちらが嫌われていなかったのかを問う選挙。

正直、政策とかどうでもいいみたいだ。

しかし、誰にも投票したくないというアンケート結果が一位にも関わらず、投票率が約75%というのは素晴らしい。フランス国民では選挙に参加しないと政治に不満を持つ権利が与えられないという意識が強いのか。これが日本ならどれだけ悲惨な投票率になっていたことか。

フランス語がよくわからないの現地の選挙ニュースを見ても、総評がよく聞き取れないが、選挙戦終盤でマクロン氏の個人攻撃しかできないルペン氏を見て国民が見限ってしまい、最終的に消去法で残ったのがマクロン氏だったという見方が強いらしい。

去年の米大統領選のように、ヒラリークリントンなら貿易や外交で日本イジメの心配あり、ドナルドトランプだったら日米安保崩壊の恐れありなど、日本にとっても重要な選挙だった。

現在の日本とフランスの関係を考えると、どちらの候補者になっても日本にとって影響はあまり無いような気もするが、これだけニュースで取り上げられると興味をもってしまう。
いずれにしてもマクロン当選でEU崩壊は免れた。
ただ、議席を持たない政党の党首が大統領になるとどんな政権が出来上がるのか、とても興味がある。今後のフランスに要チェック。フランスとヨーロッパが良くなる名君だったら良いですね。

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