5月3日憲法記念日 日本国憲法施行70年

今日5月3日は憲法記念日。今年は日本国憲法施行から70周年。
70年前に「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の基本三原則をもとに、天皇陛下が君主から象徴になり、戦争と武力は永久に放棄され、すべての国民は個人として尊重されるようになりました。

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大日本帝国憲法から日本国憲法へ

日本国憲法の前は大日本帝国憲法という憲法のもと、天皇陛下を君主として政府が政治をおこなっていました。これは1889年2月11日に発布され、1947年5月3日に現在の日本国憲法が施行されるまでこの旧憲法のもと日本は統治されていました。

旧憲法の中身を見てみると、そんなに悪いことは書かれていません。
戦争をした憲法だから悪い憲法だ!と思われそうですが、この憲法を考えたのは明治維新を成し遂げた優秀な元勲達なので国民に対しておかしなところはありません。言論の自由も保障されてます。
ただひとつ、軍事について問題がありました。「陸海軍については天皇に直属する」とあり、政府が軍に関われないともとれる内容でした。解釈を歪めて考え、政治家のOKが無くても天皇がOK出せば戦争ができるという考え方が軍に蔓延した結果の大暴走、大戦の悲劇へと繋がっていきました。そこから国民の悲劇の始まりです。戦時中は軍や政府に批判的な言動は許されず逮捕され、ロクな食べ物は民衆には手に入らず、物資はほとんど軍に吸収されます。そして終戦を迎えます。

現在の日本国憲法の誕生

終戦後すぐに新憲法制定にむけて政治家とGHQが動きます。
日本の政治家は日本側の立場で考え、GHQもアメリカや国際社会の立場で新憲法の草案を考えていました。
日本側が考えた新憲法案はあまり旧憲法と変わらず保守的で軍と天皇陛下の記述に苦慮していました。そこでGHQが、作成した新案を時の政治家に見せます。
「皇帝は国家の象徴にし、その地位を人民の主権意思より承ける」「戦争は廃棄する」など、日本側が考えていた案とあまりにもかけ離れたものを提示されました。

政治家たちは「到底承諾できない」と拒否しますが、時の総理大臣の幣原喜重郎が天皇にGHQの原案を見せ、経緯を説明しました。
「これでいいじゃないか」あっさりと天皇は承諾したそうです。それから半年後、GHQの草案をもとに新憲法を作成しました。1946年11月3日に日本国憲法が公布され、1947年5月3日に施行されました。天皇は勅語で「朕は国民と共に全力をあげ相携えて、この憲法を正しく運用し、節度と責任を重んじ、自由と平和を愛する文化国家を建設するように努めたい思う」と言っています。

GHQが草案作成時に「もしこの憲法で日本の運営に不都合が出た場合はその都度改正してうまくやっていくだろう」ということを前提に作成したそうです。
GHQが草案を考えた日本国憲法。施行から一度も改正されていません。

憲法記念日なので各党が改憲に関する談話を発表しました。

自民党
現行憲法施行70周年の節目の年。新しい時代の理想の姿を描き、憲法改正に向けた道筋を鮮明に示すことは国民各層の願い。各党とも連携を図りながら憲法論議を加速させる。

民進党
安倍晋三首相は年々、憲法改悪への野心を露わにしてきた。改憲勢力が衆参両院3分の2を制し、憲法改悪を数の力で達成することもいとわない姿勢さえのぞかせている。

公明党
新たな条文を付け加える「加憲」の立場。改正論議の審議は国民の理解を得ながら進めなければならない。

共産党
憲法の全条項を守る。日本を「戦争する国」にするための安倍政権の危険な憲法策動に断固反対する。

日本維新の会
教育無償化など我が党の憲法改正原案への理解を求めるとともに、各党の意見にも虚心坦懐に耳を傾ける。

自由党
情緒的な反立憲主義の立場をとる安倍政権下での憲法改正は、全く認められない。

社民党
平和を愛し憲法改悪に反対する多くの人々とともに全力で闘い、改憲の流れを押し戻していく。

日本のこころ
現行憲法の部分改正ではなく、本来持つべき憲法についての議論が深まることを願う。

どうなる?日本国憲法

各政党の憲法記念日に出した談話に対する私の感想です。

自民党は現行のスタイルを推し進めるのは当然といった内容です。

民進党は相変わらず、自民党への恨み節だけで建設的な事は何も書かれてません。民進党に全く期待できないから自民党が3分の2を制しているのです。

公明党の「加憲」って上手い言葉ですね。一応与党ですから。

共産党は「絶対反対」これ以外書くことないですよね。

日本維新の会はしっかりした意見だと思います。9条だけが改憲論議ではない。他にも大事な憲法論議があると唯一示してくれています。

自由党は何が言いたいのか良く解りません。難しい言葉だけ知った小学生みたいな文章です。「感情的で立憲主義を無視している」ってことですか?自民党は立憲主義に反せないから憲法改正したいのでは?論点とコメントが完全にズレてますね。

社民党はやっぱり共産党と似て非なる政党ですね。改憲反対ではなく全て与党の反対

日本のこころは気質が維新に似ている気がする。具体的な事はないけど、議論の本質を考えましょうというメッセージが込められています。他党も何も書けないならこう書けばいいのに。

ちなみに私は本当に必要なら改憲賛成派です。

改憲派の言い分を聞いてから反対派の言い分を聞くと、憲法9条があれば戦争は起こらないと妄信しているように聞こえます。武力を持たなければ攻撃されないという根拠はなんなのでしょうか?尖閣問題も北朝鮮問題もお金払って解決させたいの?そんなの私は納得できない。

日本の漁船がロシア領海で漁業してたらロシアから機関銃を撃たれて拿捕されます。これが当たり前の国際世界です。この例は些細な事ですが、中国の尖閣問題、北朝鮮の問題などはやはり日本も抑止力が必要だと思います。戦争しろとか言う気は毛頭ありません。ただ、戦争の抑止力を持つだけでも改憲が必要だということで私は理解してます。

憲法9条のような平和憲法はもちろん必要ですが、もう少し日本の軍事のあり方を議員センセー達にもっと真面目に考えてもらう必要があると思います。

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