自衛隊機墜落 北海道北斗市で4人死亡

5月15日陸上自衛隊北部方面隊 札幌丘珠駐屯地所属のLR2連絡偵察機が飛行中に消息を絶った事故が発生した。自衛隊と北海道警察は16日午前、北海道北斗市の山中で同機の残骸を発見した。墜落したと思われる同機の残骸周辺から乗員四人を相次ぎ発見し収容したが、全員の死亡が確認された。

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原因は?自衛隊機墜落で4名死亡

このLR2は函館にいる緊急患者を搬送するため、札幌丘珠空港から函館空港に向かう途中だった。事故当時の現場は強風・雷の注意報が出ており、さらに霧による視界不良のため、計器飛行で操縦していた。函館空港管制官と着陸高度等の通信をした1分後に通信が途絶え、レーダーから消えた。この事故に関して、陸上自衛隊内で事故調査委員会を設置した。LR2の残骸が見つかった現場に入り、コックピット内のボイスレコーダーを回収し函館空港のレーダーに残っているデータを確認する予定。残骸は陸上自衛隊駐屯地に移し、機体の不具合などを調査する。今回の期待は電気系トラブルにより、フライトレコーダーを搭載していなかったが、自衛隊機のフライトレコーダー設置義務はなく、それに関しては問題ないという。

悲しみに暮れる関係者

事故にあった機長は「とにかく安全を心がける人だった」「航空機の知識や経験も豊富なベテランパイロットだった。」そうだ。さらに同乗していた整備員についても「とても真面目で分からないことは何でも先輩に聞き、それでも分からなければ航空機や部品のメーカーに直接問い合わせて解決するという徹底ぶりだった」そうだ。だらからこそ、「今回の事故は不思議な事故だという印象が強い。飛行機はしっかり整備されているだろうし、安全運航を心がける機長のもとでなぜ事故が起こったのか考えもつかない」と同僚がコメントしている。

高橋知事 緊急搬送時ジェット機活用への要望

高橋はるみ北海道知事は本年度から北海道で運航を始める医療小型ジェット機「メディカルジェット」について言及した。メディカルジェットが想定する運行は転院時の患者搬送が主だが、それを、患者の緊急搬送にも活用できるように国に制度改善を要望したのだ。今回の事故は北海道による救急患者の搬送以来を受け、函館に向かう途中に起きた。緊急搬送のジェット機導入でより安全な運航を図りたい考えだそうだ。
メディカルジェットはドクターヘリに比べて天候に左右されず、航続距離も長いため、医療過疎地域での効果が期待されている。しかし、現在の国の要綱では搭乗日程や同乗する医者らをあらかじめ決めたうえで運行することが求められるため、緊急搬送はできない仕組みになっている。

本当に痛ましい事故だ。自衛隊は医療にも関わっている。安全、安心をもう一度考えて、二度とこのような事故が起きないように制度や仕組みの整備をすすめてほしい。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。

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